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第2話 疋田さん、虐められる。

Author: satomi
last update Last Updated: 2025-10-01 07:31:45

その日から、いわゆるイジメが始まった。

~その①廊下にニンジャのマキビシのように画鋲をまく。

――あー、私の車椅子のタイヤは画鋲が刺さらない仕様なんだよね。意味なし。

逆に「うわっ、なんだよ?コレ」と他の男子の上履きの裏に刺さる。「あそこでこっそり見てる女子の仕業じゃねー?疋田さんへの嫌がらせだな」とマイナスイメージを植え付けることとなる。

~その②私を車いすごと階段から落とそうとする。

「移動教室、私が車いす押していってあげる」

――押しつけがましい。しかも特に仲がいいわけでもないけど?

 やっぱり階段の近くで車いすごと落とそうとした。

「私の母が経営してる会社知ってるよね?専門が生体認証なんだ。だから、この車いすを押していた人が誰なのか指紋でリアルタイムで母のパソコンに送信されてるよ。私が車いすから離れても、着圧の違いですぐわかるようになってる。ハイテクでしょ?ついでに、声とかも送信されてる」

「指紋なんていつとったの?」

「あぁ、うちの学校の理事長とか校長とかに話つけたんじゃない?」

 と、私がありもしない嘘(指紋はマジ)を言うと臆したみたいであっさりと引き下がった。

~その③SNSで私だけ仲間外れ。

 これでもコンピューター系の会社の令嬢だ。名前を変えてハッキングして会話に侵入。ハンドルネームというんだろうか?ライという名で。英語のLieから取ってる。だって嘘ついてるんだもん、私。

「あの子、どうにかなんないかなぁ?車いすもなんかハイテクだし」

――あーこないだ階段から私を落とそうとした子か…

「ちょっとチートだよね」とつぶやいてみた。

「あぁ、そう思うー‼男子みんな味方にしちゃって、女王様気どり?って感じじゃない?」

――気取ってないデス

 結構女子に嫌われてることが解かった。さて、これは本心か集団心理か?

~その④黒板に私の過去である中学時代ヒキコモリと書く。

 前の中学校から結構離れてるし、元中の子いないと思ったんだけどなぁ。どっからその情報が?

「さすがに泣きいれるんじゃない?まさかねぇ?」とクスクス笑い声がもれる。

 とりあえず黒板に近づき、チョークを押収した。もちろん指紋採集のため。母の会社にて人物を特定して逆にどうして知っているのか?何故このような行動をしたのか?聞いてみた。

「あの子には逆らえないのよ…」泣き崩れた。私がイジメてるみたいじゃない。仕方ないなぁ。「実は私を突き飛ばした人間も特定してる。母が街中の監視カメラから人物を特定したの」

「うちの学校の1年の男子よね?買収でもしたの?」

「私は知らない」

――まぁそうか。下っ端ってやつか、ほっといても害は無さそう

 母は突き飛ばした1年の男子の尋問を始めた。

「お金でやったの?で誰に依頼されたの?」その尋問している机に百万円の札束を置いた。

「3万で依頼された。依頼主は1年A組の藤井アリサだ」

「そう、ありがとう」といって札束と共に部屋を出た。

「札束くれるんじゃないのかよ?」

「あげるなんて言ってないわ」

――恐ろしい女だよ。そして、金でアッサリしゃべる男も信用ならない

男は学校を永久停学。まぁ、退学。藤井アリサは退学処分なのはもちろん、親も仕事で降格処分となった。この処分の噂が広がり私へのイジメはなくなった。

 天気もいいし、買い物に行こう‼学校に持っていくバッグも新しいの欲しいし。服も見たいなー。とウキウキしていた。

 公共交通機関…慣れない。タクシーで行こうかな?そうしよう‼

そうして目的のショップがある地下街に来た。

――うーん車いすは目線が低くて見えにくい。

 そういえば重要なことが!車いす用のトイレの位置は把握できているだろうか?チェックしていない…。今からスマホでチェックだ‼…結構ばらけてるんだなぁ、位置。トイレだらけも変だけど(笑)。

 ショップで服を見ていても店員さんが寄ってこない。奇蹟のようだ。車いすユーザーをバカにしているようにも見えるが気のせいだろう。だってこの私が見てるんだから‼

 基本的にモデル体型の私はなんでも着こなすが、車いすに乗っているとせっかくの服のラインが台無しだ…。

それが店員さん嫌なのかなぁ?トップスは車いすでも変わらないから、トップスを見ると寄ってきた。

――釣りしてるみたい…

「今年はこんなのが流行って」という店員さんの言葉を遮るように

「流行りものは嫌いなんです」と断った。

 あー、なんかないかなぁ?

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